topics

2024年9月の記事一覧

令和6年度 課題研究中間報告会【数理科学科2年「理数探究」】

 本校数理科学科では、2年次に、自然科学に関する課題を自ら設定し、問題解決にあたる「課題研究」を1年間かけて行っています。

 令和6年9月19日(木)に、各班の研究テーマや進捗状況を確認し、今後の研究の方向性について助言を得ることと、研究発表会へ向けての意識向上を目的として、課題研究中間報告会を行いました。

 班により、進捗状況に差があり、研究の実績がまだまだ乏しいと感じられる点もありましたが、多くの先生方や生徒から質問がなされ、今後の研究に繋げていく良い機会となりました。

 

令和6年度 課題研究テーマ一覧(中間発表時)

 1班(化学) 身近なもので作成する電池の可能性について

 2班(化学) 身近にあるもので塩素除去

 3班(生物) 生分解性プラスチックの土壌分解について

 4班(物理) 防音室を作成しよう ~Let's singing~

 5班(地学) 消波ブロック~本当に波は消えるのか~

 6班(数学) 四色定理

 

 

国際理解講座②を実施しました。

9/20(金)15:40から、本校情報室にて国際理解講座②を実施しました。過去においてはアメリカ、韓国、オランダ、ブラジルといった国々の方から興味深いお話をお聞きしました。今回は李莉岩先生をお招きして、中国について講話を頂きました。県庁の企画等において講話経験を積まれています。

中国の国土の広大さ、言語や民族の多様さは知られているところですが、李先生の生の体験として語られると説得力がありました。

科挙の伝統を持つ中国はある意味で受験の本家本元と言えます。日本をはるかにしのぐ受験勉強の過酷さは、生徒たちには驚きの念をもって受け止められたようです。

 

 

 

 

令和6年度 数理科学科1年出前講座「大学特別講義」

 令和6年9月5日(木)、数理科学科1年生は、国立大学法人福島大学 食農学類 准教授 尾形慎先生による特別講義「バイオリファイナリー研究を通じて科学技術について考えてみよう」を聴講しました。生徒たちは、農学が、化学や生物、薬学等の様々な分野と関わりがあることや、高校での学習で習得した知識を発展させることが、多くの研究や技術につながることなどを学びました。

【生徒の感想】

・タンパク質の研究で、農学だけでなく、薬学にも関わっていることを知り驚きました。

・知識からどれを使って試してみるかなど引き出しが多い方がこれからの人生で何か役に立ちます。今まで役に立たないと思っていたことも勉強をしっかりしていきたいと思いました。

・農学について、食品や生き物について学ぶというイメージが強かったけれど、獣医学や生産農学など分岐点がたくさんあって面白そうだなと思った。