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2022年2月の記事一覧

国際理解講座⑤ ~Our Wonderful World 2021~

 最終回2月16日のゲストは、われらが先輩、橋本淳平さん(福島大学)です。

 桐陽高校時代は、英語が好きで「いつかは留学するぞ」という目標を胸にいだきつつ、文武両道を実践する野球部員でもありました。大学進学後に夢を叶え、イングランド留学を果たしました。

  

”Are you happy?”という問いかけで講座は始まりました。突然の核心に触れるような質問にドキリとしたものの、参加者の多くが自分は"Happy"だと答えました。

淳平さんは"That's good!"と笑顔で応じ、"Happy"であることは、自分の"Likes(好きなこと)"があること、そしてそれが自分の進む道(進路)を決める一番大切な要素だと話してくれました。

 

  

 淳平さんも、留学中は多くの友人をつくり、英国文化と歴史に直に触れ、充実した学生生活を送りました。しかし時はコロナ禍、街はロックダウンに見舞われ、早期帰国も余儀なくされました。そこでめげないのが、淳平さんでした。自分は何がしたいのか、どうすべきかについて深く考え、自分と真に向き合ったといいます。

 

  

 最後に淳平さんが後輩たちに送ってくれたメッセージは、"Life is like taking trains." 歩みを進めていく中で、わたしたちは様々な場所を訪れ、人と出会う。時に違う道を行くこともあれば、またどこかで交わることもある。良い時ときもあれば、悪い時もある。それは汽車に乗っているようなものだと。

 

 

 多くの参加者が自分の好きなこと、やりたいこと、挑戦すること、そして自分の進む道について、考えるきっかけをつくってくれた講座になりました。

 

  Thank you Jumpei!

 

令和3年度 数理科学科 課題研究発表会

 令和4年度2月1日(火)、数理科学科2年生による課題研究発表会を実施しました。

 今回の課題研究発表会は、コロナ対策を取って、発表者の2年生と、来年のために見学する1年生を別教室でオンラインで結び実施しました。また、指導助言者の福島大学共生システム理工学類 中村和正准教授、中川和重准教のお二人にもオンラインで参加いただきました。

 今年の研究テーマは次の通りです。

 1班(化学) シリカゲルの吸湿特性とその評価について 

        R3課研論文1班究シリカゲル.pdf

 2班(化学) セッケンと合成洗剤の比較~Let's Wash!~  

        R3課研論文2班セッケン.pdf

 3班(生物) だ腺染色体の観察~最適な実験方法の確立~  

        R3課研論文3班だ腺染色体.pdf

 4班(物理) ペットボトルロケットによる運搬の限界を探る~空飛べ救援物資~

        R3課研論文4班ペットボトルロケット.pdf

 5班(数学) 無限級数と無限の概念 1=2!? 

        R3課研論文5班無限級数と無限の概念.pdf

 

生徒の感想より

 2年生(発表)

・受験でプレゼンがある人もいると思うし、将来仕事をするときには人の前に立って発表することもあるはずなので、課題研究の経験はとても役に立つと思いました。

・課題研究にはやってみないとわからない面白さや楽しさがあります。

・様々な面から考えて課題研究で得た知識や経験は将来のためになると思った。

・大学でもこのような研究発表をすると聞いて、今回研究の方法や発表の方法を体験できてとても良かったと思います。       

 1年生(見学)

・先輩たちのプレゼンテーションがとても上手でびっくりしました。

・これを自分たちが来年やるのは少し不安もあるけれど、とても将来の役に立ちそうだし、グループで研究するのが今から楽しみです。

・大学の先生から、今の大学生はオンラインでの授業も多いと聞いて、今回オンラインでの発表会を体験することができてとても良かったと思います。

*中学生の皆さん、数理科学科に入学して、身近なテーマを仲間とともに深め研究することで、論理的思考力、プレゼンテーション能力、協調性を身につけることのできる課題研究に取り組んでみませんか?