課題研究

活動報告

令和5年度 課題研究 実践成果発表会 【数理科学科3年「課題研究」】

 令和5年5月11(木)、数理科学科3年生が昨年度約1年間かけて取り組んできた課題研究の成果発表会が行われました。(「課題研究 情報交換会」に代わるものです。)

 ここでは、昨年度の発表の代表として評価の高かった3つの班の3年生が新入生に向けて行いました。新入生(1年生)は2年次に行う「理数探究 課題研究」がどういうものであるのかを実感する機会となり、また、課題研究の実施方法や経緯を理解するだけでなくプレゼンテーションの能力の必要性、重要性を認識しました。1年生からは、課題研究の難しさや大変さについて質問が多くありましたが、少し不安を解消できたようでした。

 また、本校では「課題研究」をSTEAM教育に位置づけた学習としております。今回は、県中県南地区の高校や中学校から先生方をお招きしました。先生方からいただきました様々な感想やご意見を今後の活動に活かしていこうと思います。  

発表グループ 
 課題研究発表グループ(代表 3班) 
  令和4年度最優秀賞  1班(化学)  茶葉からのカフェイン分離て ~定量化への挑戦
   同   優秀賞   4班(生物)  プラナリアの不思議
   同   優良賞   5班(物理)  極・S・Phoneへの挑戦 ~糸電話の限界へ~

 1班 の様子

4班の様子  

 5班の様子

令和5年度 校外研修Ⅱ【2年数理科学科「理数探究」】

令和5年5月10日(水)の午後、数理科学科2年生は「理数探究の時間 課題研究」の一環で校外研修Ⅱとして 国立学校法人 福島大学を訪問し、研究環境にふれ、科学等への興味関心を高めてきました。

 まずは、アドミッションセンターの職員の方からの「大学概要説明」を聞きました。高校とは違う大学での学びの意義や大学生活の例(講義やサークル等)などを感じることができました。

   

 次に、 「模擬講義」として、食農学類 准教授 渡部潤 先生の「発酵」に関する講義を受けました。

  

 最後に、大学内の「研究棟の見学」を行いました。渡部先生の説明の受け、実際の研究に使用する設備や研究室を見ることができました。また、学内散策を行い、一般講義室にも入ることができました。大きいサイズの教室でありましたが、生徒達は「階段教室」に興味を抱いたようでした。

短い限られた時間でありましたが、大変有意義な時間でありました。 

令和5年度 校外研修Ⅰ【2年数理科学科「理数探究」】

11mの高さからたまごを割らずに落とせるか!? ~数理科学科校外研修Ⅰ~

 

令和5年4月21日(金)

 本校ではSTEAM教育推進校として、特に数理科学科での課題研究に力を入れて取り組んでいます。本日はその一環として、体験学習をとおして科学等への興味関心を高めるために、須賀川市にあるムシテックワールドで校外研修を行いました。1日をかけて様々な実験を行いましたが、今回はその中の「たまごを守ろう」タマゴ落下実験の様子をご紹介いたします。
 課題は11mの高さから落としてもたまごを守ることができる装置を作ろうということです。ただし、材料はなんとA3のケント紙一枚とセロテープのみ!
 1回目の実験は1人ずつ作ったものの中から各班の代表を1つ決めて実施し、2回目はその結果を基にグループで意見を出し合いながら修正を重ね、各班で協働して1つの装置を完成させるという流れで行いました。
 さて、たった1枚の用紙だけでたまごを守ることができるのでしょうか!?

   

         

 テーマは「失敗から考える」。まさに探究的な学びです。

 

 

           

「ねえ、どうすればいい?」       段ボールの構造で衝撃吸収できるかも。

 

 

               

「落下速度を抑えるには・・・」   グループ全員で協力。      「できた!」

 

         

「工夫したのは風力を回転運動に変えるところです。」  パラシュート+衝撃吸収の突起

 

       

  

  この高さから落としても割れないなんて本当に可能?       1回目は・・・残念!!

 

  

 2回目。改良して・・・「行きま~す!」       「割れてません!」大成功!!

 

 

 今回成功したのは1つのグループだけでしたが、ヒビが入っただけの惜しい班もありました。さらに研究を重ねれば成功につながるはず。失敗を恐れず、可能性を信じて挑戦することが大切ですね。須賀川桐陽高校数理科学科は楽しい学びがいっぱいです!

令和4年度 課題研究発表会 【2年数理科学科「課題研究」】

 令和5年2月2日(木)、数理科学科2年生が約1年間かけて取り組んできた課題研究発表会が行われました。課題研究では理科と数学の分野で日常の中で興味を持ったテーマについて研究をしてきました。

 指導助言として 国立大学法人福島大学 共生システム理工学類 中川和重 准教授、食農学類 渡部潤 准教授をお招きしました。福島大学の先生方からは、「どの班も疑問や課題解決に向け前向きな良い発表になっていた。」「活発な質問活動であり、たいへんすばらしい会だった。」等の評価をいただきました。  

令和4年度 課題研究テーマ一覧
 1班(化学)  茶葉からのカフェイン分離て ~定量化への挑戦~
 2班(化学)  ダニエル電池の最適化 ~電解液の濃度による起電力の変化~
 3班(生物)  天然酵母について調べよう
 4班(生物)  プラナリアの不思議
 5班(物理)  極・S・Phoneへの挑戦 ~糸電話の限界へ~
 6班(数学)  最強のポスターを作る!! ~統計から人を惹きつけるポスターを考える~
 7班(数学)  数学×自然界

 

令和4年度 中間発表会【2年数理科学科「課題研究」】

 本校数理科学科では、2年次に自然科学に関する課題を自ら設定し、問題解決に当たる「課題研究」を1年間かけて行っています。
 令和4年11月10日(木)に各班の課題研究のテーマや進捗状況を確認し、今後の研究の方向性について助言を得ることを目的に本校大会議室にて数理科学科課題研究中間報告会を行いました。
 多くの先生方や生徒から質問がなされ、今後の研究に繋げていく良い機会となりました。

令和4年度 課題テーマ一覧(中間発表時)
 1班(化学)  茶葉からのカフェイン分離て ~定量化への挑戦~
 2班(化学)  ダニエル電池の最適化 ~濃度による起電力の変化を見る~
 3班(生物)  天然酵母について調べよう
 4班(生物)  プラナリアの不思議
 5班(物理)  極・S・Phoneへの挑戦 ~糸電話の限界へ~
 6班(数学)  最強のポスターを作る!! ~統計から人を惹きつけるポスターを考える~
 7班(数学)  数学×自然界