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令和2年度 特別出前講義【1年数理科学科「出前講座」】

 令和2年9月24日(木)に数理科学科1年生は、福島大学共生システム理工学類の島田邦雄先生による特別講義を聴講しました。

 テーマは「新しい夢の素材、新機能性物質の紹介」

 島田先生は、主に流体に関する全ての分野における研究を行っている方です。講義では、強い磁性を持ち、粒子の溶媒に対する分散安定性に優れた性質を持つMCF(磁気混合流体)を中心にMCFダンパや免震装置、MCF触覚ゴムの開発の話を伺いました。これらの研究は今後、私たちの生活に生かされるとのことです。
 生徒たちは、質問をしたり、先生の開発した素材を触ったりして最先端の科学に刺激を受けていました。

数理科学科説明会が行われました。

8月4日(火)、5日(水)の2日間、のべ4回の数理科学科説明会には、196名の中学3年生の皆さんが参加しました。説明会では、まず、校長、教務主任、生徒指導主事、進路指導部長から学校の概要説明がありました。その後、数理科学科の2年生と3年生から、事前に中学生の皆さんから募集した質問に対しての説明がありました。

質問項目と在校生からの答えはこちら

 

 

 

 

 

ムシテックワールド研修に行ってきました(数理科学科・校外研修)

 令和2年6月2日(火)、数理科学科2年生25名が、課題研究の一環でムシテックワールドでの研修を行ってきました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、ムシテックも5月いっぱい休館だったため、実施も危ぶまれましたが、無事研修を行うことができました。

 ガイダンス、爆発のサイエンスショーの後、研修の目玉である「タマゴ落下実験」を行いました。この実験は、A3のケント紙一枚だけを使って、卵を包み、11mの高さから落下させて卵が壊れないような装置を作成するという実験です。課題研究の班に分かれて、相談しながら落下装置を作成しました。今年はなんと、5班中3班が成功しました。

 午後は、液体窒素の実験で、空気や二酸化炭素の状態変化を観察し、さらに自分たちが持ち寄った植物などを入れて、変化を楽しみました。

 その後、紙で風車を作成し、発電量を競うという実験を行いました。

 数理科学科の生徒からは、「何回も通ったムシテックだったがとても新鮮で楽しく学べた」「みんなで考えて試行錯誤をする楽しさがわかった」「失敗から学ぶことの大切さを知った」「数理科学科でしかできない楽しい経験だった」などの感想が出ました。