学校行事

行事報告

令和2年度 数理科学科1学年「クラスメイトへの読書の勧め」発表会について

本校数理科学科では、2年次に行われる「課題研究」に向けて、来年度の課題研究班ごとに本を1冊選び、冬休み中に各自が本紹介のポスターを作成し、3学期に各班でまとめたポスターをもとにクラスメイトに選んだ本の内容を紹介する「クラスメイトへの読書の勧め」を実施しました。

 令和3年1月28日(木)6校時に物理実験室にて、それぞれの班が選んだ本の概要や興味を持ったところ、来年度の課題研究に活かせそうなところなどをクラスメイトに発表しました。

最後に聴講した先生方から指導助言を頂き、研究の方法や2年次の課題研究について理解を深めたようでした。

 

各班が選んだ本のタイトルと作者は以下の通りです。

 1班(化学)  「「香り」の科学」(平山令明)
 2班(化/生) 「Newton 8月号「新・睡眠の教科書」(ニュートンプレス編集部)
 3班(生物)  「読んでなっとく 生物の疑問」(左巻健男)
 4班(物理)  「気楽に物理」(横川淳)
 5班(数学)  「ピタゴラスがくれたおくり物『ピタゴラスの定理』(出光英則)

令和2年度 中間報告会 【2年数理科学科「課題研究」】

 本校数理科学科では、2年次に自然科学に関する課題を自ら設定し、問題解決に当たる「課題研究」を1年間かけて行っています。
今年度も、各班の課題研究のテーマや進捗状況を確認し、今後の研究の方向性について助言を得ることを目的に、福島大学から共生システム理工学類の中川和重 准教授、同学類 中村和正准教授の2名の先生方をお招きして、令和2年11月5日(木)に本校大会議室にて数理科学科課題研究中間報告会を行いました。
 今年度の研究テーマは以下のとおりで、それぞれの班がスライドを用いて現在の研究状況を説明し、活発に質疑応答が行われました。最後に福島大学の先生方から指導助言を頂き、各自が今後の研究活動に向けて刺激を受けていました。
 最終的な課題研究の発表会は、令和3年2月2日(火)に本校大会議室にて行う予定です。

<今年度の研究テーマ>
 1班(化学)    乾燥剤について ~君はどこまで吸えるんだい?~
 2班(化学・生物) Let's stop grow up! ~液体の種類による雑草の成長の違いについて~
 3班(生物)    プラナリアについて ~光や温度に対する反応~
 4班(物理)    災害時に役に立つペットボトルロケットの応用 ~君に届け、ホッカイロ~
 5班(数学)    図書館活性化計画 ~本の貸し出し数を増やしたい件~

数理科学科 課題研究発表会報告

2月6日(木)、数理科学科2年生が約1年間かけて取り組んできた課題研究の発表会が行われました。研究テーマは、一覧のとおりです。理科と数学の分野で日常の中で興味を持ったテーマについて研究をしてきました。高大連携としてお招きした福島大学の先生方からは、「どの班も中間発表よりまとまって良い発表だった。」「発表の仕方がわかりやすく素晴らしい。」「質問量が多く活発に会に参加している。」等の評価をいただきました。

令和元年度 課題研究テーマ一覧
1班(化学) 冷却ジェルシートの冷却効果
2班(化学) 釈迦堂川の水を飲める水に
       ~災害時における飲料水の精製~
3班(生物) 廃棄物を用いた再生紙の研究
       ~再生紙の可能性~
4班(生物) クローバーの研究
       ~幸せをGETだぜ!~
5班(物理) 衝撃吸収能力の調査
       ~緩衝材の衝撃吸収~
6班(数学) 傘の置忘れをなくすためには?
7班(数学) 直感と理論
       ~日常に潜む確率の錯覚~

数理科学科2年東北大学研修(校外研修2)

7月31日(火)、東北大学オープンキャンパスに参加し、課題研究校外研修を行ってきました。課題研究の班を中心に、事前に計画を立てて、工学部・理学部・農学部・薬学部を中心に、模擬講義・模擬実験・研究室ツアーに参加してきました。生徒たちは、研究の手法を学んだり、最先端の科学に触れたりすることで刺激を受けたようです。また、学食でお昼を食べたり、学生や大学院生とも交流をしたりすることで、自らの進路意識も高まりました。

数理科学科第2学年「ムシテックワールド」研修

令和元年6月4日(火)、数理科学科2年生は課題研究校外研修の1回目として、須賀川市虹の台にある、ふくしま森の科学体験センター「ムシテックワールド」で1日間の校外研修を行いました。アルコールや水素を使った爆発実験、折り絵パズル、卵落下実験、液体窒素の実験、電子顕微鏡を用いた観察などを行いました。中でも、A3のケント紙1枚を使って卵が割れないように工夫し、地上11mから落下させる「卵を守ろう」実験は生徒に好評でした。生徒は、班の中でアイディアを出して協力しながら実験に取り組んでいました。生徒からは、「数理科学科でしかできない貴重な体験だった」「みんなで一つの実験に取り組んでとても楽しかった」などの感想があがり、とても充実した研修になりました。