進路だより

進路行事

「先輩に聞く」ガイダンスを実施しました。

 令和5年1月25日(水)「先輩に聞く」ガイダンスを実施しました。このガイダンスは総合型選抜や学校推薦型選抜または公務員試験でみごと合格した3年生に受験の体験談を話してもらうことで、早期の意識付けを図るものです。1・2年生の希望者133名が参加しました。

〇人文社会系(54名)

福島大学(人文社会・行政政策)上原 麻緒さん


茨城大学(教育・養護教諭)相楽 桜さん

宇都宮大学(国際・国際)五十嵐桃子さん


〇理工系(18名)

山形大学(工・機械シス工)馬上翔太郎さん

福島大学(理工・共生システム)小林 結菜さん

 

〇医療看護系(58名)
福島県立医科大学(看護)野﨑 奏さん


東京都立大学(健康福祉・看護)星  葵さん


公立岩瀬病院附属高等看護学院 福島 歩音さん



〇公務員系(3名)
警察官B(福島県)皆川明日海さん


海上保安官/自衛官 小川 巧真さん

 発表してくれた3年生はどの生徒も堂々と一生懸命話してくれました。こんな立派なレジュメも用意してくれました。最強寒波が押し寄せる中、ありがとうございました!

  以下は後輩たちの感想です。

☆推薦についてもっと調べたいです。「今から」という心がけをしていきます。自分のストーリーを深めていきたいです。

☆黒板に書いて問題を解くという口頭試問の内容に驚きました。大学の試験内容について詳しく知ることができました。

☆今の自分の将来像が曖昧なので、明確にしたいと思いました。推薦入試に合格するには早い段階で進路を決定することが大切だと分かりました。

☆私はこの講座に参加して、受験に対するモチベーションが上がりました。先輩方の進学や受験勉強への意識がはっきりしていて、それを諦めずに行ったことを聞いて、とても尊敬したし、自分も先輩方のようになりたいと感じました。

☆先輩方が口を揃えて入試までの時間はあるようでないとおっしゃっていたので、入試本番までにしっかり準備できるようにしようと思います。

☆私も学校推薦型で国公立大学への進学を希望しています。評定を上げる。英検の資格を取る。自分がやるべきことが明確になりました。

☆僕は中学生の頃から警察官を目指していますが、どうしたら警察官になれるかなど、あまり詳しいことを知っていなかったので、先輩の話はとてもためになり、目標がより明確になりました。

~先輩方の話を聞いて、その後どのように行動していくか、どのように変わっていくかが大事です~
 
 

「令和5年度大学入学共通テスト直前指導」を行いました。

 令和5年1月12日(木)「令和5年度大学入学共通テスト直前指導」を行いました。共通テストを受験する3年生が参加しました。今年度は3年生全体の77%にあたる166名が共通テストに挑みます。校長より激励の言葉のあと、進路指導部主事より共通テスト受験に関しての注意点を説明しました。最後は3学年主任より「あわてず、落ち着いて、冷静に」共通テストに臨むよう言葉がありました。

校長の話

 進路指導部主事より説明

 学年主任より激励

 

 受験は孤独との戦いです。最後は自分の思考力だけで問題に向き合います。自分の代わりに問題を解いてくれる人はいません。しかし、背中を押してくれる人がたくさんいるはずです。親御さんやおじいちゃんおばあちゃん、兄弟や仲間たち、学年の先生方などです。そして、これまでの自分の踏ん張りが自分自身を支えます。これまで頑張ってきた自分へのプライドを胸に精一杯力を発揮してください。

 

 

放課後残って勉強する3年生の姿。頑張れ26期生!

 

 

「第2学年小論文ガイダンス」を実施しました。

 令和4年12月8日(木)小論文ガイダンスを実施しました。2年生全員が対象です。(株)学研教育みらいの樗木 真喜(おおてき まき)先生を講師に迎え、課題文型の小論文に対応するために必要な知識や考え方を学びました。

 生徒たちは11月に小論文演習(初回)を行った上で、今回のガイダンスを聞き、また1月にはもう一度小論文演習(リライト)を行います。生徒たちは講師の先生から多くの知識を得ようと真面目に聞いていました。

 

 

 

 

 小論文の力は一朝一夕にはつきません。このような実践演習やガイダンスを通して、思考力を鍛え、論理的な文章を書くために必要な力を身につけて欲しいと思います。

 

 

令和4年度「科学の甲子園」福島県大会に出場してきました。

 令和4年11月13日(日)福島市の福島県教育センターで「科学の甲子園」福島県大会が開催されました。本校からは13名、2チーム出場しました。今年度の「科学の甲子園」桐陽チームを立ち上げてから数ヶ月、生徒たちは筆記、実験、総合の各競技にむけて、一生懸命準備をしてきました。大会本番では予想外のことが起こったり、ぎりぎりの選択を迫られる場面もあったりしましたが、全員がチャレンジ精神を持って、精一杯のことをやり切りました。

 

総合競技の様子です。総合競技は事前に課題が出され、その課題に関する競技及びレポートで競います。

今年の課題はホバークラフトの製作でした。おもりの1円玉をのせます。

総合競技以外は競技者以外会場に入れません。会場に向かう準備をするメンバーたちの様子です。

最後は福島大学共生システム理工学類長 長橋 良隆 先生の講演を聞きました。演題は「湖底堆積物から読み解く猪苗代湖の形成史」です。

1年生メンバー

2年生メンバー

 

 「科学の甲子園」は、全国の科学好きな生徒たちが競い合うことで、その裾野を広げるとともにトップ層を伸ばすことを目的としています。本校ではSTEAM教育の一環として出場しました。他校の生徒と競い合うことで視野が広がり、多くの刺激を受けることができました。科学への情熱がますます高まったのではないでしょうか。メンバーのみなさん。おつかれさまでした。

「ルワンダの教育を考える会」理事長・マリールイズさんをお招きしました。

 令和4年10月27日(木)6・7校時に第1学年対象の「職業講話」を実施しました。「ルワンダの教育を考える会」理事長の永遠瑠(とわり)マリールイズさんが講師をつとめてくださいました。この事業は、社会の各分野から講師を迎え、自己の生き方や、自己をどのように生かして社会に貢献していけるか考えさせることを目的にしています。

 マリールイズさんは、1994年に勃発したルワンダの内戦を経験し、現在は日本に帰化し、福島県に在住しているルワンダ女性です。2000年に「NPO法人ルワンダの教育を考える会」を設立。現地に学校を作って子どもたちの夢を支援しています。

 

 

 

 

 

 ルワンダの内戦ではおよそ50万人から100万人が虐殺されたと言われています。マリールイズさんは、教育の大切さ、夢を持つことの尊さ、そして、何も生み出さない戦争の無意味さを言葉を選び、丁寧に、切々と語ってくださいました。

 私たちのこの生活が当たり前ではないことを改めて感じ、平和とは何か、社会貢献とは何か、深く考える貴重な時間となりました。

〈生徒の感想〉

・「当たり前の『また明日』が来るとは限らない」という言葉は内戦を体験したことのあるマリールイズさんだからこそ言える言葉で、とても深く考えさせられる言葉でした。

・空の下に人がただ集まった、インフラも何もないただのキャンプ。それが難民キャンプ。初めて難民キャンプがどのようなものか知り、衝撃を受けました。

・一番印象に残っているのは、戦争によって夢を奪われた子どもたちの話です。「大人になれるかもわからない」と言って将来の夢を話せない子どもがいるという事実は本当に衝撃的でした。とても悲しい現実だと思いました。

・「学校は夢探しの場」ルワンダの子どもたちにとって学校は夢そのもので、私にもまだ見つかっていないだけで、夢がそこにあると思うと学校が当たり前のものではなく、特別なものであると感じました。

・「好きでも好きじゃなくても、その国に生まれた以上、その国のすべての出来事を背負っていかなければならない。自分はその国の代表」という言葉が忘れられません。

・私が今日の講話で一番印象に残ったのは「人は生きていれば、学んだことがあれば、その人らしく生きられる」というところです。とても心に響きました。もっと自国を知り、もっと勉強し、命を大切に生きていきたいと思いました。